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    Home » アメリカの学校 » コロナ後、初の舞台(ミュージカル)へ!(その1)

    コロナ後、初の舞台(ミュージカル)へ!(その1)

    03/17/2022 by ロッキン Leave a Comment

    こんにちは。ロッキンです。

    今日と明日はレシピはお休みにして、長女Cちゃんについてお話しようと思います。
    どうぞ、お付き合いくださいね。

    幼い頃から、歌ったり踊ったりすることが大好きだった長女のCちゃん。3歳からバレエを学び、高校時代はコーラス部や演劇部に携わっていたこともあって、何度となく学校内・学校外のミュージカルで舞台に立っては、彼女の夢を膨らませていました。

    これは、高校2年の時に「リトルマーメイド」に出演した時のもの。(アリエルのお姉さんの1人アデラ役)

    また、毎年12月には、高校4年間、デイズニーランドでのクリスマスソングを合唱するというイベントにも参加し(高校卒業後も昨年のクリスマスはそのイベントに参加)、大学進路を決める時は、将来舞台女優になりたい!という夢を叶えるため、舞台・演劇学を学ぶため、その道では名高いある私立の大学に進みました。アメリカの私立大学ですから、授業料もかなりのもの(アメリカの大学の学費についてはこちらで詳しく書いてありますので、どうぞ)。ありがたいことに大学から大きな奨学金をもらっての入学だったので、多少はありがたかったものの、それでも日本の大学を出た私にとっては信じられない額の学費でした。でも、夢に向かって頑張っているCちゃん、大学に通い出してとっても幸せそうでした。

    この大学はLAとNYにキャンパスがあって、CちゃんはLAとNYのキャンパス両方で学びました。演劇の本場ブロードウエイのあるNYでの生活・経験はCちゃんにとって大きな糧となったとも思います。

    でも、2020年、コロナで、大学は閉鎖、授業は全てオンライン授業に切り替えられ、Cちゃんだけでなく、他のたくさんの人たちがこのコロナでいろいろな被害を被ったことと思います。

    Cちゃんはオンライン授業から対面授業になるまで、大学を休学するという選択をし、大学を休学。その間は、個人的にボイスレッスンなどを受けはいたものの、この休学している間に、彼女の中で大きな変化がおきました。

    まずは、鼻腔・喉の異変。そして、治療・手術。

    声が思うように出せなくなってしまったのです。

    術後も回復する兆しが見られませんでした。

    いろいろな専門の先生にみてもらいましたが、明らかに声帯に異変があるのに、原因がはっきりせず、治療もあいまいの状態。

    そんな中、Cちゃん自身、自分の中の自信と可能性が薄れていったのです。

    コロナのワクチンができ、社会の状態も少しづつ前向きになったと同時に、大学に戻る準備をし始めましたが、ある日、Cちゃんから私たち夫婦と元主人にある決断を聞かされました。

    「幼い頃から夢を見ていた演劇や舞台の世界だったけど、今の私にはもう今までのような熱い想いと熱意が持てないの。自信が持てないの。将来が見えないの。演劇をやりたいと思えないの。今は、歌ったり、演技をすることが苦痛に感じるの。これでは生計なんてとっても立ててはいけないわ・・・  ずっと考えていたのだけど、今の大学を辞めて、他の大学に移りたいと思ってるの。他のことを学びたい。」と。

    当初はびっくりしました。だって、あれだけ、演劇・舞台の世界にハマりまくっていたCちゃんが、もうやりたくないっていうなんて・・・

    Cちゃんがこの決断をするまで、かなりの年月があったと想像します。


    私自身も悩みましたが、主人、そして、元主人と話し合って、Cちゃんの想いを受け止めて、彼女の決断を支え、見守っていこうと決めました。

    2年通った大学を辞め、現在、別の大学に通い、環境学について学んでいます。

    毎日すごい量の宿題ですが、以前のような明るいCちゃんに戻ってきました。

    そんな中、昨年の11月末に、「ママ、私、また歌って演技をしたい気持ちが戻ってきたの。今通ってる大学にね、演劇部があって、来年の3月にミュージカルがあるんだけど、そのオーデションに受けてみようと思うの。」とCちゃんから話がありました。

    続けて「演技を仕事に・・・という気持ちはもうないのだけど、趣味として、演技や歌をまたやりたいなって思える自分に戻ってきたの。演じることや歌うことをまた楽しみたいって思えるようになったの。」と。

    親として、子供がやりたいことを応援するのは当然のこと。

    私は「うん、うん、そうだね、チャレンジ、いいね! オーデション、頑張って!」と背中を押しました。

    そして、ミュージカルのオーデション・・・

    思うような演技ができたとのこと。

    そして、コールバックがかかって・・・

    Cちゃんがやりたいと思っていた役をゲットできたのです!!

    Cちゃん、とっても喜んでいました。

    この3月のミュージカル公演に向けて、今年1月から舞台稽古が始まり、それからは大忙しです。

    大学の授業、宿題、アルバイト、そして、毎晩のように舞台の稽古。

    毎日、本当に目が回るような忙しさ。

    お昼のお弁当、夜のお弁当を持たせての毎日で、私もほんと忙しかった〜😅

    でも、よく頑張ってました、Cちゃん。

    夜中近くに舞台の稽古から帰ってきた後も寝る時間を削って、大学の宿題や勉強に勤しんでました。

    そして、先週の木曜日から、Cちゃんたちのミュージカルがスタートしたのです!!

    明日はその様子をお話ししたいと思いますので、お付き合いくださいね。




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    はじめまして。ロッキンです!アメリカ在住歴20数年。 元パティシエ。 海外でも手に入る食材を使ったアイデア料理・お菓子レシピを大公開! アメリカで出産、子育て、そして、離婚、シングルマザー時代を経て得た経験と知識をロッキン視点でつぶやいてます!! 柴犬ゆずとみかんの存在も欠かせませんよ〜っ!

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