こんにちは。ロッキンです。
先日、主人との馴れ初めを書きましたが、今日は一緒に住み始めてからのことをお話しようと思います。
ご存知の通り、私の仕事はパテイシエ。なので、早朝からの仕事になります。が、彼は普通の仕事なので、普通の時間に出勤。普通なら、朝一緒に食事をとって・・となるのでしょうが、お互いの仕事のスケジュールが違うので、私の仕事がおやすみの日にしか朝食は一緒にとれません。でも、夕食は一緒。なので、夕食時が私たち2人にとって、貴重な時間でした。夕食時にはいつもいろいろなことを話します。今日あったこと、最近考えてること、子供のこと、そして、週末の予定を立てたり。。。 彼はとても聞き上手なので、いくらでもお喋りできて、食後お喋りに夢中になってずっと食卓から離れないこともあります。これは今でもそうです。
子供たちがいる時は、4人でお出かけしたり、家でまったり映画を見たり、週末は庭でBBQしたり。子供たちも彼と一緒にいる時間が増えるにつれ、だんだん、彼への接し方も自然になってきました。
彼と2人っきりの時は2人でドライブなどをしてデート。よくハイキングにも出かけました。歩きながらおしゃべり。彼はカメラが趣味でもあるので、写真もたくさんとります。
不思議と一緒に住み出してからも、違和感を感じたり、負担に感じたりということは全くありませんでした。離婚して1人の生活が長くなると、生活のサイクルが壊れることに負担を感じたり、自分だけの自由な時間が奪われることに不満を感じたりすると聞いてましたが、そういうものが全く感じられなかったのです。これは彼にも同じことが言えますが、彼もとっても自然体でした。
さて、一緒に住み出して随分たったある日のことです。
夕食が終わって、いつものように食卓に座って食後のお喋り。
ちょうど私の友達が他州で再婚をしたという話を彼にしていました。その流れでなのか、急に彼が「ね、ロッキン、もし、プロポーズされるんだったら、どんな風に言って欲しい?」と聞いてきました。私は心の中で「え? なんか唐突だな・・・」と思いながらも、「そりゃあ、やっぱりストレートに言ってもらえるのが1番じゃないかな。」と答えました。
すると、彼が突然、私の手を握って「ロッキン、僕のお嫁さんになってください。」と真剣な顔をして言ってきました。
私は???といったリアクションです。すぐに言葉が出てきませんでした。だって、まさか、このタイミングで、この場所で?(笑)プロポーズされるとは思ってもなかったですから。
しばし無言の時間がありました。。。
そして、私からの返事をドキドキした表情で待ってる彼にはたっと気づいた私。慌てて「も、もちろんよ。こんな私だけだけど、よろしくお願いします。」と。
その瞬間、彼の緊張感いっぱいだった表情がさっと緩んだ感じでした。
そして、「ロッキン、こんなところでこんな形でプロポーズしちゃってごめんね。。。 でも、どうしても今日、今、言いたくなってしまって・・・先日、2人で出掛けた時に、雰囲気のいい場所でプロポーズするぞ!って心に決めていたんだけど、なかなか勇気出せなくって、緊張しすぎて言えなかったんだ。。 で、いつ言おうか、いつ言おうか、ずっと迷っていて。。。」と。
可愛いですね。
その翌日、子供たちに彼からのプロポーズされたことを伝えると、C子もM子も「ママ、よかったね! 私たちもとっても嬉しい! これからママの幸せな笑顔がまたいっぱい見られるんだね!」と笑顔いっぱいで抱きしめてくれました。
離婚して以来、辛いことも悲しいこともいっぱいありました。でも、子供たちの前ではできるだけ涙は見せないようにしてましたが、やっぱり気付いていたんですね。。。
彼も私も2度目の結婚になるので、私はできたら、お式などはせずお役所に書類を提出するだけでいいと思っていたのですが、彼は小さくてもいいから、2人の新たな門出に家族や親しい友人たちを招待して、ちゃんと式をあげたいと言ってきました。彼はこれがけじめだから、と。
それでも、私は心の中で「そんな・・・・いいのに・・ こんな歳にもなってお式なんて・・・」とかなり躊躇っていました。
でも、彼の強い押しに最後は負け、その結果、お式は我が家の庭で行うことにしました。
プロポーズされてから結婚式を迎えるまで半年弱。
2人で招待状の作成から、テーブルや椅子、音響なども含め、機材調達。そして料理などの手配など、やることだらけです。しかも、私の両親に結婚の報告をするために結婚式の前に日本に行くことも予定していたので、大忙し、時間が足りないほどでした。
それでも、みんな、「ロッキン、ウエデイングケーキ、自分で作ったら? 作ってよー」なんて煽ってきてましたが、そんな余裕、全くありませんよ、その時の私は。?
でも、ささやかではありますが、招待者全員へのお土産用のスイーツと招待者の中にビーガンやベジタリアンの方がいらしたので、その方たち用のデザートは作りました。
私の家族はみな日本なので、式には出席できませんでしたが、私には子供たちがいます。子供たちが立会人になってくれました。
ほんとに家族や親族、そして親しい友人たち50名ほど招待しての小さなパーテイーでしたが、とっても暖かなお式を迎えることができました。笑顔がいっぱいあったお式でした。思い出がいっぱいできたお式でした。
そして、彼の押しに負けてお式をあげて本当によかったな。彼に大感謝です。
この日から私たちの第二の人生がスタートしたのでした。
*人気ブログランキングにも参加しています。*
*是非こちらもクリックよろしくお願い足します。*
Leave a Reply