こんにちは。ロッキンです。
今日のテーマはこれ!

アメリカで離婚が多い理由
私がアメリカにきたばかりの時、ご近所さんたちによるホームパーティーに主人(今は元主人)と参加した時に、「あなたたち、何度目の結婚?」なんていう質問に度肝抜かれたことがありました。その当時、私たち夫婦は初婚同士だったのもありますが、日本で生まれ育った私には離婚したカップルが私の周りには誰一人いませんでしたから。。。
アレから20年以上が経ち、私自身も離婚経験者。アメリカでは私の周りには離婚経験者もいっぱいいますし、離婚者への偏見というのもほとんどありません。
私自身、アメリカの離婚率が高いのは普通のことなんだよなぁと思っていたし、アメリカだから違うんだろうなぁ~なんて思っていました。
それでは、アメリカ人が離婚する原因の背景にはどんなものがあるのか調べてみました。
<離婚の背景にあるもの>
性格の不一致、出来ちゃった結婚、暴力、経済的な理由などは万国共通ではあると思いますが、アメリカではこれら以外に根本的な理由があるようです。
その背景にあるもの3つをあげていきますね!
では、最初は何かな・・・?
=女性の社会進出!=
1960年後半に女性解放運動が始まって以来、男性と対等の地位や自分自身で生き方や職業を選べる自由を得ようとする動きが強まって、アメリカでは女性が当たり前のように仕事が出来る社会が出来上がりました。
共働きが当たり前。
高学歴でフルタイムで働く女性も当たり前。
男性が育児を手伝ってくれて当たり前。
つまり、離婚しても、女性は一人でやっていけるだけの経済能力が身についたのです。
=国民性・文化の違い!=
日本は「和」を大切にする文化がありますが、アメリカでは「我」を大切にする文化があります。
すなわち、日本人は「自分のことより、人との調和を大事にする国民」であって、たとえ、夫婦間に問題があっても、自分たち夫婦の事より、子供の事、子供の気持ちを大切に・・・という考えが強く、「子供が大きくなるまで・・・」と我慢して結婚生活を送っているカップルも多いようです。
一方、アメリカ人は「他人の事より、自分のことを大事にする国民」であって、夫婦間に問題があると、自分たちが笑顔で過ごせてないのに、子供に幸せな生活を送らせてあられるのか? かえって子供に嫌な想いをさせてるのではないか? それならば、別れましょ!と考えるカップルが多いそうです。
=自立心の強さ!=
幼い頃から自立することを第一に教えられ育ってきたアメリカ人。
アメリカでは、お金の管理は自己責任、「自立」という考えが強いようです。
こちらの記事でもお話しましたが、大学に通ったほとんどの人が学生ローンを抱えているアメリカ。大学卒業とともに学生ローンの支払いに追われ、結婚しても払い続けるというカップルも少なくありません。自分の作った借金は自分で返すという意味で、パートナーに負債の責任を追わせないために、「夫婦財布別」にするカップルがほとんどです。
ですが、この「夫婦財布別」は自分で稼いだお金は自分の好きなように使いたい、パートナーに文句を言われたくないという考えもあるので、「財産も夫婦別々で自立しよう」という風になっていってるようです。
自立するということは、「助け合いが苦手」とも言い換えられると思います。
経済的にも精神的にも自立しすぎると、別れてもお金に困ることはない。今の結婚生活に我慢できないから、子供にもよくない。それなら、別れてお互いの道を歩んでお互い幸せになりましょっという考え方になるのではないでしょうか?
以上のことから、今のアメリカでは、離婚しやすい環境が作られているのではないかと思います。皆さんはどう思いますか?
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