こんにちは。ロッキンです。
みなさん、このスイーツってお好きですか?
シュークリーム!
私はだ〜い好き!!
私の母も大好きだったので、幼い頃からシュークリームは、とっても身近なスイーツだった上、シュークリームにはちょっとした思い出もあります。(過去の記事を読んでくださった方は覚えてくれているかもしれませんね〜?)
今日と明日、2日間に分けて、このシュークリームにズームインして、お話していきたいと思います。
ロッキン秘伝のレシピも大公開しますので、お見逃しなく〜っ!!
では、いってみましょう!!
シュークリームの始まりはどこから?
イタリアのメディチ家の王女カトリーヌ・ド・メディチがフランスの王子、アンリ二世に嫁いだ時に、カトリーヌ・ド・メディチ王女と一緒にフランスに渡った菓子職人によってシュー生地がイタリアからフランスに持ちこまれたのがきっかけと言われています。
シュークリームってどういう意味かご存知ですか?
シュークリームはフランス語で「シュー・ア・ラ・クレーム」と言って、シューは「キャベツ」をさして、「 クリームの入ったキャベツ」という意味なんだそうです。だから、キャベツのようにボコボコした表面になってるんです?
日本人は言葉を略すのが得意な国民ですから、フランス語+英語の「シュー+クリーム」を独自に組み合わせて、シュークリームと呼んだようです。このシュークリームは、実は、日本だけで使われている和製語なんです。
アメリカでは、「シュークリーム」とは呼ばず、「クリームパフ(cream puff)」と呼んでいます。
パティシエとして働いていた時はこのクリームパフ(cream puff)、色々なタイプのものを山ほど焼いてましたよ。
アメリカでもシュークリーム、大人気なんです!
今日はシュークリームの中に入ってるクリームについてです!
皆さんが馴染みのあるシュークリームのクリームってどんな感じのクリームですか?
カスタードクリームのものかな?
それとも、生クリームをホイップさせてそれをカスタードに混ぜたものかな?
それとも・・カスタードとホイップしたクリームの2種類になったタイプのものかな?
どれも美味しいですが、通常、フランスのシュークリームのクリームは「クレーム・パティシエール」、すなわち、カスタードクリームと生クリームをホイップさせたものを混ぜたクリームが一般的です。
今日ご紹介するレシピは、この「クレーム・パティシエール」!
私が本格的なシュークリームを作る時はこの「クレーム・パティシエール」を使います。過去にカスタードを使ったお菓子何度かご紹介してますが、どれも簡単にできるいわゆる手抜きな作り方。もちろん、そのカスタードも美味しいのですが、やっぱり本格的なものを作る時は、この作り方のカスタードをオススメします。やっぱりクリームのきめ細やかな、まろやかさが違います。
ということで、材料と作り方です。
<材料・6こ分>
・牛乳 400cc
・卵黄 3個 (60g)
・砂糖 80g
・小麦粉 20g
・コーンスターチ 10g
・バター 20g
・バニラエッセンス 小さじ1/2
・生クリーム 70cc
<作り方>
1)ボールに卵黄と砂糖の半量を入れ、もったりするまでよく混ぜ合わせる。
2)1)と同時進行で鍋に牛乳と残りの砂糖を加え、沸騰寸前まで温める。
3)卵黄がもったりしたら、1)にあらかじめふるっておいた小麦粉とコーンスターチを入れ、さらに混ぜる。
4)3)に2)の温めた牛乳を少しづつ入れていき、よく混ぜる。
5)4)を越しながら鍋にうつし、中火にかけて耐熱用のべらでかき混ぜながら、とろみをつける。
6)もったりした後、へらから泡立て器にかえ、さらに混ぜ続けると、粘りが消えて、さらっとした状態になったら、Good!
7)最後にバターとバニラエッセンスを加え、全体を混ぜたら、火から下ろしてバットやボールに広げ、ラップを密着させて冷やす。(氷水に冷やすか冷蔵庫へ)
8)別のボールに生クリームを入れ、泡立て器でしっかりツノがたつ(9分立て)までよく混ぜる。
9)よく冷えた7)を取り出し、ヘラでカスタードが柔らかくなるまでよくほぐしたら、8)のホイップクリームを加え、全体をよく混ぜたら、クレーム・パティシエールの出来上がり。
10)絞り出し袋に入れ、あとはシュークリームに入れるだけ!
このクレーム・パティシエールができたということで、明日はシュークリームのシュー生地、パータ・シューの作り方をご紹介したいと思います!
明日を乞うご期待!!
さてさて、私のお菓子・パン作りへの興味は結婚してから。
実家にいた時は私はお菓子作りとは無縁の人でした。
でも、不思議ですね、結婚して愛する人に食べて欲しいという想いが出てきたんですよね・・・
そして、本格的にやりだしたのはアメリカに来て、子供ができてから。
主人だけでなく、子供たちにもできるだけ手作りのお菓子やパンを作ってあげたいという気持ちが強くなっていきました。
私自身、お菓子作りもパン作りも最初はほとんど独学。
その当時はYouTubeなんてものありませんでしたからね、本をいっぱい読みあさりました。本から学ぶことはほんと多かったです。
でも、深い知識やテクニックはアメリカの製菓学校に行ってから。
もちろん、仕事をしだしてからは、そのスピードは早まりました。やっぱり実践で学ぶことは大きいです!
今の時代、手軽にYoutubeで学ぶこともできまずが、本から学ぶことはまだまだたくさんあります。
そこで、今日はこちらの本をご紹介したいと思います。
今日は、クレーム・パティシエールを作りましたからね、やっぱりクリームについての本です。
この本は、5人の有名パティシエがお菓子の基盤となる11ものクリームの特徴、そして、作る際の注意点が細かく書かれています。
クリームについて知りたい、学びたい、プロを目指すすべての人に向けての実践的な1冊と定評のある本です。
お菓子作りに興味のある方、いかがでしょうか?
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[…] 私のブログでも、既にこちらでシュークリームについて詳しいお話をしてますが、シュークリームって奥が深いんですよね。 […]