こんにちは。ロッキンです。
今日のテーマはこれ!
アメリカでのバイリンガル子育て
私の子供は上が19歳、下がもうすぐ17歳の女の子です。
元主人はアメリカ人。
彼は簡単な日本語は理解できまるので2人の時はちゃんぽんでしたが、子供ができてからは私たちの会話はほとんどが英語になりました。
子供たちが幼い頃は、家庭では元主人が英語、私が日本語で子供たちに話しかけ、家では日本語の勉強もしてました。なので、長女C子は幼い頃は日本語で話すこともひながらを書くこともできましたが、離婚を機に、その言語環境も変わってしまいました。
現在、2人の娘は、日本語は簡単なことは理解はできますが、話すのも書くのもできません。
なので、私と話す時は私は極力日本語で話すようにしてますが、難しい話になると理解できないので、英語になります。子供たちは英語で私に話しかけてきます。
なので、彼女たちはバイリンガルではありません。
ただ、子供たちが幼い頃は子供たちをバイリンガルに育てたく思っていたので、その頃私が子供たちの日本語教育に関して努めていたことを皆さんにお話ししていこうと思います。もし、アメリカに住んでらっしゃる方でお子さんをバイリンガルに育てたいと思ってらっしゃる方がいらしたら、この記事が少しでも参考になれば幸いです。
まず、子供が幼児期にできることをあげてみますね。
1)一人一言語!
「一人一言語」とは一人の親が決まった一つの言語で子供に話すということです。上にも書きましたが、家では元主人は英語で、私は日本語で話しかけてました。どんな難しい言葉でも元主人は英語で、私は日本語で子供たちが理解できる言葉に置き換え、根気よく説明。これは結構大変でした。
2)日本のテレビ番組を見せる!
子供たちが小さかった頃、「お母さんといっしょ」や「しまじろう」などのTV番組やDVDなどを見せてました。少し年齢が大きくなってからは、「セーラームーン」や「プリキュア」、「ドラえもん」などのアニメも見せてました。今では次女M子、大のアニメ好きで、英語の字幕はつけてますが、日本語を聴きながら日本のアニメを見てます。
3)日本の本を読み聞かせる!
「ももたろう」や「鶴の恩返し」などの昔話、「しまじろう」などの本も子供たち、大好きでした。100円ショップで売ってる「ももたろう」などの本が大活躍でした!
4)日本の歌を歌ってあげる!
日本の童謡を歌って聴かせたり、一緒に手遊び歌をしたりしました。
5)日本人のお友達を作ってあげる!
子供たちが小さい頃住んでいたエリアは幸い日本人もわりと多かったので、日本人のお友達とのプレーデートは頻繁にやってました。
6)日本に定期的に帰る!
年に1度は2〜3週間、日本に帰って、実家にお世話になってました。
一時期、長女C子を現地の幼稚園に体験入学させたのですが、この経験は彼女にとって大きな影響を与えました。言葉もこの時期、かなり向上しましたし、なんといっても貴重な体験です。リアルな体験ができるというのはとても大きなことです。
7)ひらがなやカタカナの練習をさせる!
ジャポニカの学習帳を買ってきて、ひらがなやカタカナの練習をさせてました。
100円ショップに売ってるドリルやなぞなぞとかの本も重宝しました。
日本にいるおじいちゃん、おばあちゃん、そして、お友達に日本語で手紙を書かせてました。短い言葉でもいいんです、日本語を書くという習慣付けるのです。
8)日本の行事を体験させる!
お正月をはじめ、節分、雛祭り、子供の日など、日本の行事を一緒にお祝いしました。一緒に折り紙やあやとり、カルタ遊び、手遊び歌などもしました。
9)現地の日本語学校に通わせる!
子供の年齢があがると現地の日本語学校などに入れることをお薦めします。
我が家も長女C子が小学校にあがる時に、現地の日本語学校に入れようと学校見学にもいきましたが、家から学校まで1時間ちょっと。ただ、C子は幼い頃から車に弱くすぐ酔ってしまって、学校の見学会に行った時も車中で気分が悪くなったりしたので、元主人と話し合い、断念せざるを得ませんでした。が、もしあなたとあなたのお子さんが通うことができるのでしたら、現地の日本語学校、お薦めします。
宿題や課題は多いですし、親の助けなしにはできないことも多いと思いますが、必ずいかせてよかったと思うはず。
10)親の強い意志と努力が必要!
親が日本語を話すから、子供も日本語ができるなんてとんでもないです。
アメリカに住んでいれば、環境は英語です。なので、親の強い意志と努力が必要になっていきます。
日本語を教えるのも親が子供と二人三脚でやっていく必要があります。
もし、アメリカに住んでる方でお子さんをバイリンガルに育てていきたいと思ってる方がいらしたら、日々努力です。「継続は力なり」です!
是非ともお子さんと一緒に二人三脚で頑張っていってください。
現在は、日本語もままならない我が娘たちですが、言語能力はスポーツと同じといいます。1度覚えたスキルは忘れないものだそうです。使わないとすべて忘れてしまうのかというとそうではなく、再び学び始めると、思い出すのも早いそうです。
ゼロから学ぶ子供と比べると習得スピードが違うと言われてますので、もしこの先、彼女たちがまた日本語を勉強したいと思う日がきたら、もちろん努力次第ですが、習得できる、そう私は信じてます。
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こば
勝手にバイリンガルになるわけではなく、親の努力の結果ですね~。
友人は子ども2人をアメリカで産んで育てました。
ご主人も日本人なので、家での会話は日本語だそうですが、日本語の継続のために日本語学校に通わせたり、公文をやったり。
子どもも学校では英語、家では日本語と大変だったと思うけれど、親も大変ですよね。
環境を整えないとダメなので。
あと、海外に住んでいる子の方が、日本の行事を多く体験している気がします。
息子なんて、カルタは小学生低学年以降やったことないかも!
ロッキン
こばさん、こんにちは。
ほんとに親の努力が大いに必要だと思います。
親が双方日本人の場合は、やっぱり子供がバイリンガルになれる可能性は高いそうです。
カルタ、うちの子たちも大好きでした! 今でも、時々やってます。もちろん、絵がいっぱいのったもので!
子供たちは字で覚えてるというよりもカルタにのってる絵で覚えているみたいです。?