こんにちは。ロッキンです。
パルボイウルスにおかされ救急病院に入院していたみかんの退院日がようやく決まりました!
正直、あの動物クリニックの駐車場で獣医さんから「快方の兆しが見られません」と言われた時は、この日がきてくれるとは思ってもませんでした。常にポジティブに気持ちを持っていくようにしてましたが、1代目みかんのことがあったからこそ、考えることは暗いことばかり。だから、この日がきてくれたことに心から感謝しました。
退院の日は、長女C子も一緒に病院に向かい、みかんを迎えにいきました。
病院に到着し、受付に連絡をいれ、退院手続きです。
病院の前には、週末だからか、日中だからか、たくさんの人がペットを抱っこして並んでました。こんなにもたくさんの人たちが可愛い家族のことで病院に来てるんだ・・・ そして、その中に20代くらいの男性が2人、悲しみを堪えるかのようにその場に立ちすくんでいるのを目にしました。
この病院は2つ出入口があるのですが、退院患者は裏口に廻ります。なので、私たちも裏口にまわって車内で待機していると、悲しみに包まれたあの男性2人組もその駐車場にいて、暫くして、棺のようなものを抱えた看護師がその出口から出てきました。。。
すると、駐車場で待ってる私たちのところまで聞こえるほど低い、そして、ゴーゴーっと言わんばかりの泣き声が聞こえてきました。棺を囲んで泣き崩れている2人。。。
あの光景ほど悲しく痛々しいものはありませんでした。
もしかして、あの2人が私たちだったかもしれません。。。
みかんがこの病気を乗り越え、退院できたことは奇跡に近いようにすら感じました。
久しぶりにあったみかん。
「パパ、ママ、ただいま、Cちゃん、ただいま!」
そう言ってるようでした。
家に帰って、ゆずとの再会です。
ゆずももちろん、みかんとの再開に大喜びでしたが、みかんの方がかなりの興奮状態で、ケージの中からでも「ゆずちゃ〜ん、会いたかったよ〜 ここから出して〜!」と言ってるかのようでした。
みかんはまだ体力も消耗しているので、1週間ほどはお薬を併用しての治療をしていかないといけないので、こうしてケージの中で生活をしてました。
お薬も嫌がることなく、パパのもとでちゃんと待ってます。
お利口さんだったね、みかん!
食事も最初はドッグフードを試しに出してみたけど、口にしなかったので、ベビーフードでスタート。そこから、少しづつ、ドッグフードに変えていきました。我が家に戻ってきて3日目ほどからはすっかり食欲も元気も回復し、「もっと欲しいっ! もっとちょうだい!」「遊んで〜!」コールのオンパレード。ゆずと一緒に元気に、そして、楽しそうに庭を走り回っています。
そして、先日、お世話になった動物クリニックにその後のフォローアップで診察にいってきたのですが、みかん、すこぶる健康体に戻っていました。体重も病気になる前の時よりも増えていました。獣医さんや看護師さんたちもみかんが元気になったことを私たちと同じように喜んでくれました。
私がキッチンにに立ってると、いつもこんな格好で「ママ、何してるの?」「おやつちょうだ〜い!」と甘え表情で訴えてきます。?
とっても体が柔らかいフレキシブルなみかんです。?(この体勢、ゆずはしなかったな。。。?)
さて、みかんにかかった医療費ですが、いくらだと思いますか?
クリニックでの検査費・治療費、そして救急病院での3日間の・治療・入院費全て・・・約$6,000ドル(約62万円)でした!
は???
私たち夫婦、この額にはかなり驚きました。?
信じられないですよね??
はい、現在、私たち医療費破産してます。???
でも、みかんが元気になってくれてほんとにほんとによかったと心の底から感じてます。
お金はまた頑張って稼ぐことができます。ひき続き、節約生活をすればいいのです。でも、みかんの命はお金では買えません、戻ってはきません。
こうして元気に私たちのもとに帰ってきてくれたことに心から感謝です。
今回のことで改めて命の尊さを学びました。そして、パルボウイルスという病気の恐ろしさを改めて知りました。
子犬や子猫を飼ってらっしゃる方、この病気、侮れません。ワクチンを接種していても、先日お話ししましたように母体からの抗体が残っているとワクチンとしての効用が効かないことがおきます。この病気、動物から動物に感染するだけではありません。菌がものに付着してそれをその子犬や子猫が舐めたり、私たち人間の体や衣服についていたものから感染することもあるのです。完全に防げるものではないということを覚えておいてください。もし、万が一、あなたの愛する子犬や子猫がこのパルボウイルスにおかされてしまった場合、応急な処置・治療が大きな鍵となります。
最後になりましたが、この3日間、お付き合いくださってありがとうございました。今後も時々、ゆずとみかんの成長をご紹介できれば・・・と思っておりますので、引き続き温かく見守ってくださいね。よろしくお願いします。
さて、読者の方から、先日ご紹介したスイーツを作りました!というご連絡を頂いたので、ちょっとご紹介したと思います♪
以前もご紹介させていただいた方です! 嬉しいことです、こうしてリピーターの方がいてくださるということは❣️
では、いきましょう!!
= ロッキンの感激コーナー =
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こば
3話分まとめて読みました。
みかんちゃん治ってよかった。一安心です。
ある程度大きくなるまで心配ですよね。
乳児と一緒。。
ゆずちゃんはもう1歳過ぎているから、大丈夫だったんですね。
日本でもペット保険に入っていないと大変~と言っていました。
我が家は猫アレルギーの夫&息子、犬は「怖くて無理」の夫がいるので何も飼えないのが寂しいです。
ロッキン
こばさん、コメントありがとうございます。
ゆずがあまりにも健康優良児で、なんの問題もなく育ってくれていたから、ただたんにラッキーだったのかもしれません。
一代目みかんの時で子犬に対しての勉強かなりしてきたのですが、まさか、まさかのパルボウイルスで、今回は私たち夫婦も精神的にもかなりやられました。でも、無事退院できて、今ではゆずと走り回ってる姿を見れて、心から感謝してます。
こばさん、以前、ご実家でワンちゃん飼われていたっていってらしたものね。
私は幼い頃は父がお店をしていたので、動物とはほとんど無縁でしたが、今はすっかり柴犬Loveです。☺️
もふママ
みかんちゃん、無事退院、そして回復、本当によかったです。それにしてもお高い!うちのこまちゃんも生後4か月くらいで骨髄炎になり、頻繁の通院、生体検査、など完治するまで5か月くらいかかったんです。その時も獣医さん高いなあ、と思ったものですが、むう。お財布には痛いところですけど、ロッキンさんの仰る通り、家族の命には代えられませんよね。床にぺたんこしたみかんちゃん、思わず胸キュンです???
ロッキン
もふママさん、この3日間、ほんとに温かく見守ってくださって、そして心温まるコメントをありがとうございました!m(__)m
私自身、正直、まさかこの日がきてくれるとは思ってもなくて、ほんとにほっと安堵と共に涙が溢れ落ちてきました。
アメリカの医療費は人も動物もほんとお高い!
最初、聞き間違いか??って思っちゃいましたもの。
でも、命はプライスレスです。
この床にぺたんこしたみかんをみた時、私、また泣いちゃったんです。もうね、ほんと親バカですが、元気になってくれてよかった、ほんとよかったって毎日毎日感じてます。
そうでしたか、こまちゃん、生後4か月の時に骨髄炎に・・・
子犬や子猫って成長も早いけど、悪化するのもほんと早いから、そばについてるもふママさんも心労かなりのものだったと想像します。
でも、今はあんなに元気に・・・ ほんとによかったですね。
お互い、可愛い大切な家族と一緒にこれからもいっぱいいい思い出作っていきましょうね。