こんにちは。ロッキンです。
クリスマスですね〜
皆さんはクリスマス、どんな風に過ごされるのかしら? クリスマスケーキはどんなケーキを選ばれたのかしら?
今日は私のクリスマスケーキにまつわる思い出をお話していきたいと思います。どうぞ、お付き合いくださいね。
以前、こちらでもお話しましたが、アメリカには日本のようなクリスマスケーキなるものは存在しません。クリスマスには通常パイや色々な種類のクッキーを食べます。
私が幼い頃のクリスマスケーキとはいえば、スポンジケーキの上にクリームが塗られ、砂糖でできたサンタクロースやミニチュア版お菓子の家、それに「メリークリスマス!」と書かれたチョコレートプレート、イチゴで飾りつけられたケーキが主流でした。
よく姉や妹とこの砂糖でできたサンタクロースとチョコレートプレートを誰が食べるか喧嘩になったっけ。
今ではすっかり生クリームが主流になりましたが、調べてみると、各家庭に冷蔵庫が普及し始めたのが昭和40年代頃からだったそうで、それまでは日持ちのするバタークリームのクリスマスケーキが主流だったそうです。
バタークリームのケーキ・・・私も何度か食べたことありましたが、食べたあと、変に胸焼けがして、あまり好きになれなかった思い出があります。
今はバタークリームのレベルもマシになったとは言えども、私はちょっと苦手。でも、アメリカ人はバタークリームケーキが好きな人が多いんですよね〜
そして、私が中学に上がる頃には、イチゴがのったクリスマスケーキからブッシュドノエルがクリスマスケーキとして我が家に登場しました。
ブッシュドノエル・・・フランスの伝統お菓子で切り株の形をしたケーキ。
これは仕事で作ったもの。
チョコレートをコーテイングしたツリーの形をしたクッキー、ジンジャーブレッドマンクッキーも添えて。
この年はブッシュドノエル、何個作ったか記憶にないほどです。
かなり売れましたよ❣️
日本はヨーロッパの菓子文化が強く影響されているからか、ブッシュドノエルを知らない人は少ないかと思いますが、アメリカでは知らない人が多いんですよね。
店頭に並べたブッシュドノエルをみたお客様からから「これは何?」「どんなケーキなの?」という質問をいっぱい受けました。
次にこれ!
これはイギリスのクリスマスケーキで、ウェディングケーキとしても有名です。
これは、ドライフルーツと洋酒、ナッツ、ピール、スパイス類などが入ったフルーツケーキでマジパンとロイヤルアイシングでコーティングをしてデコレーションしたものです。
かなりどっしりとしたフルーツケーキといった感じでしょうか。
これは、去年、あるイギリスのお客様からの依頼で作ったものです。
上記にもあるように、このケーキ、結構材料費がかかるんですよね。なので、ショーケースには置くことはなく、特注として作ったケーキでした。
アメリカでは毎年10月半ばから年明けまで通常の3倍、4倍忙しくなるパテイシエ業。毎日、機関銃のようにお菓子やパン作ってました。今は、作る量はずいぶんと減りましたが、それでも今月に入ってからほぼ毎日パンやお菓子作ってます。やっぱりBakingは楽しいです。
今年はコロナで世界中のバランスが崩れてしまい、通常のクリスマスとはかけ離れたものになる感じですが、それでも、こうして好きなことができるって幸せですよね。今年のクリスマスは主人が何か作ってくれるとか!? 私はデザート担当に徹したいと思います。
皆さんにとっても素敵なクリスマスが迎えられますこと心から祈っていますね!
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