こんにちは。ロッキンです。
今日は政治のお話です。
アメリカはアメリカ大統領選挙まで2週間をきって、国が、国民全体がピリピリしています。昨晩は、大統領選挙前最後の討論会が行われました。私がアメリカに来て何度もアメリカ大統領選挙の様子は見てますが、今年の選挙戦は異常な緊迫感を感じます。
さて、日本では人のと会話で「政治・宗教・野球の話はするな」とよく言われますが、正解のない個人の信仰や趣向で議論しても平行線になってしまうので、どちらが正しいかを決定することを目的とした話し合いになれば、喧嘩になる可能性もあリますし、人間関係が崩れかねないですからね・・・ 特に日本人は、空気を読み、協調性を重んじる国民だからこそなのかもしれません。でも、ここアメリカでも同じことがいえます。特に政治と宗教、これは絶対タブー! なのに、なのに、そのタブーを破る人たちもいるのですよね。。。。?
これは私が勤めていたレストランでのお話です。数年ほど前です。
数人のお客さん(1グループ)がレストランに入ってきてテーブルにつき、注文。ビールを飲みながら、ワイワイお喋りも盛り上がっていたようです。
が、アルコールが回り始めたようで、突如、そのグループの1人が政治の話題を振ってきたそうです。最初はただの議論レベルだったようですが、どんどんエスカレートしていき、最後には怒鳴り合い。そのテーブルを担当していたウエイターもおどおど。
キッチンにいる私たちのところまで聞こえる大きな声での言い争いです。
お客さん同士の言い争いだけなら、まだ良かったのですが、ここのレストランのシェフ、何を思ってか、キッチンからつかつか歩いて行き、そのお客さんの1人に反論し始めたのです。
NO〜っ!!!!
私も含め、レストランのスタッフ全員、固まってます。
うちのシェフ、かなり右寄りの方だったので、彼なりの考えというものがあったのもわかりますが、相手はお客さん。しかも、政治の話には首を突っ込むなと言われれてるにもかかわらず、首を突っ込んでしまったのですよね。。。。はあ・・・
最後は皆さんもご想像してらっしゃるように、誰かが止めに入らないと収集がつかないような状態にまでなってしまいました。
警察の方まで来て、最後は、シェフが言い合いになったお客さんに
「もうここに来るなー!」と一言。
幸い、シェフは手を出しはしなかったので、罪には問われませんでしたが、こういうことってよくあります、アメリカでは。
これは私が最近体験したお話です。
今年はコロナでアメリカが、世界中が大不況に陥り、アメリカでは暴動がおき、まだ終息していない今後のコロナ政策へもアメリカ国民の不安と願いがあるので、今年の選挙戦への注目度はかなりのものです。私の上の娘も彼女にとっては初の選挙投票ということで、今の政治に目を向けています。
国民が興味を向けている今だからこそ、親しい友人同士の会話でも政治の話はご法度なんでしょうが、してしまう人もいるのですよね。。。 はい、私も先日その波にのまれてしまいました。
現在のカリフォルニアでは、アウトドアシーテイング(パテイオなど、外での飲食)はOKなので、あるCafeで友達Lちゃんと待ち合わせ。
コロナによる自宅待機令もあったこともあって、Lちゃんとは何ヶ月ぶりの再会。なので、私たちは会ったそうそう機関銃のようにお喋り。が、なぜか、政治の話に話題がいってしまったのです。
私は、「やばっ。話題変えなくっちゃ!」と思い、何度か別の話を振ったのですが、なぜかまた政治の話に戻ってしまう。。
この時期は、どちらの党をサポートするかという話になりやすいのです。
そこで分かったのですが、彼女の政治に関しての考え方と私の考え方が全く違っていたのです。私はてっきり彼女も私と同じ考えだと思い込んでいたので、びっくりしました。というか、ショックでした。。。
彼女はどんどんヒートしていって、私に自分と同じ考えを求めているようでした。
こういう時は、うまくかわす! これが人生長く生きていて学んだことの1つです。
彼女の意見に100%同意できなくても、「そうだね、そうだね」と相槌をうって彼女の話を聞いてました。すると、彼女もそれなりに満足したのでしょうね、政治の話はようやく終わり、別の話題へと移行しました。
その後、Lちゃんと別れ、自分の車に乗ったとたん、ヒュ〜と体の力が抜けた感じでした。そして、こう思いました、できることなら、彼女と政治の話はしたくなかった、彼女の政治に対する考え方を聞きたくなかった・・・と。
その後、彼女とは以前と同じようにお付き合いしていますが、どんなに親しい友人だったとしても政治や宗教の話題は避けることが先決だと改めて思ったのでした。
皆さんも「政治・宗教・野球の話はするな」という教え、心の奥底にでもとどめておいてくださいね〜っ
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みやび
こんにちは
現在日本在住です。
過去に海外に住んでいましたが、アメリカは旅行程度でしかありません。
さて、まさにこの時の大統領選挙当時、アメリカ人の友人にもうすぐ選挙だーと話を振られたので、自分なりの考えを話してみたら、どうやら考え方が正反対だったらしくかなり言い争いになってしまいました。
アメリカも日本と同じく政治の話がダメだと知らず、無知でした。
(アメリカ人は政治も含めて、自分の意見や考えをしっかり相手に伝えるものだと勘違いしてました)
最後、私の低い英語力ではとてもついていけなくなるくらい、早口で捲し立てられ相手を興奮させてしまいました。
アメリカに住んでもいない私がアメリカ在住の人にあれこれ口を出すのも失礼な話か、と反省。
でも私もショックでしたw
ここまで政治に対する考え方が違うとは。
ある趣味のサークルでネット上で知り合い、相手が日本出張の時に会社の人なども一緒にみんなでワイワイ遊んでたりしていた仲でしたが、それがきっかけで疎遠になってしまいました(>_<)
ロッキン
みやびさん、コメントありがとうございます💕
そうでしたか、みやびさんご自身もそんなご経験が・・・
ほんとショックですよね。
私自身もあの話題になって、ヒートする前まで時間を戻せないものか?って、その当時何度も思いました。
苦い経験なのに、シェアしてくださってありがとうございました。