こんにちは。ロッキンです。
今日はお料理&お菓子関係ではなく、「アメリカと日本の違いシリーズ」!
今までいろいろな角度からお話してますが、今日は「子育て編」です!
私自身、日本で生まれ育った生粋の日本人。一方、私の2人の娘たちは、アメリカで生まれ育ったアメリカン&ジャパニーズミックスちゃん。
文化や習慣が違えば、子育ての常識も変わるもの。
日本人ママの私が実際にアメリカで子育てしてきて、え? アメリカの子育てってこうなの?といったように、アメリカのママ&パパたちの躾の仕方や子供たちへの接し方に驚いたり、感心したことがたくさんありました。そこで今日は、
アメリカと日本の子育ての違いにズームイン!!

アメリカでの子育て「あら、不思議!」6選!
1)新生児のうちから親子別室、親と子供は別々の部屋で寝る!
日本では就学前の子供は親と同じ部屋で寝るのが一般的ですよね? ま、日本のお家事情で、部屋数が少ないっていうのも1つの理由なのかもしれませんが、私も幼い頃は母と父と一緒の部屋で寝てました。
アメリカでは、赤ちゃんの時から親子別々の部屋で寝ます。
私の娘2人とも、出産して退院後は、やはり別の部屋で寝かせつけてました。子供のそばにマイクやカメラを置いて、リビングルームや寝室から子供の様子をチェックして、何かあればすぐに駆けつける状態でいました。
これは、妊娠中に受けたプレ母親教室で学んだことの1つでしたが、日本人の私は最初はやはりかなり抵抗がありましたし、夜泣きの度に子供の部屋に何度もいかなければいけないので、体力的にもかなりしんどかったのですが、これもアメリカの幼い頃から子供に自立心を宿わせる方法の1つだと思って、がんばりました。
でも、最近では、少しづつですが、アメリカでも授乳期の赤ちゃんは夫婦の寝室に寝かせたり添寝の利点も見直されてきているそうです。
2)お風呂は子供と入るのはNG!
アメリカのお風呂は日本のお風呂のように、湯船と洗い場が一緒になってる感じのものではないので、親子で一緒に入って・・・というのも難しいのかもしれませんが、アメリカではお風呂場はプライバシーが強く保たれるべき場所だと考えられているそうで、たとえ親子であっても一緒に入浴することは非常識な行為で、特に父親と娘の場合は、性的虐待が強く疑われることになるんです。
パパがお風呂担当という家庭も多いですが、アメリカではパパが子供をお風呂に入れても、パパ自身は服をきてお風呂入れを手伝うという感じです。
3)子供が泣いていてもそのまま泣かせておく!
日本では子供が泣くと周りの目をを気にしてしまう親も多くいると思いますが(私もそうです)、アメリカでは人のいない場所に連れて行ったり、車の中に入るなどして、周りに迷惑がかからないような環境を整え、思いっきり子供を泣かせます。たまにショッピングセンターの駐車場で車内で子供がわーんわーん泣いてる横に母親が聞こえないふり?なんかしている姿を目にします。
子供が泣くのは感情表現の一つで、成長の過程で大切な一部として捉えているそうです。また、「泣く」ということは主張したいことがあるということだと認識し、それを「わがまま」だとか「恥ずかしい」とはとらないようです。
4)トイレトレーニングはゆるく!
私もそうでしたが、日本では周りの子がパンツに変わったのにうちの子はまだ・・・と焦ってしまうママも多いと思います。またおばあちゃんや周りの人からの「まだオムツとれないの?」という何気ない言葉にプレッシャーに感じてしまう人も多いですよね。
でも、アメリカでは、オムツの取れる時期に関してはかなりのんびり構えているように感じました。よくアメリカのママ友に言われたのが「どうせいつかは取れるし!」「10歳になってもオムツしてる子はいないわよ。」でした。そんな10歳になってもオムツでいられては困りますが?、アメリカのママはトイレトレーニングに関しては、かなりドーンとしてます。
5)自分の子をよく褒める!
アメリカでは、自分の子を思いっきり褒めます。
アメリカ人は褒めるのが上手と言われてますが、褒めることで子供のやる気を引き出し、自発的に行動させようという考え方が強いそうです。
また、アメリカ人は自分の子供を人から褒められたら、『ありがとう、私もそう思います!」と答えます。そうすることで、子供は自分に自信を持てるようになるんだそうです。
よくアメリカでは子供に対して「あなたのこと誇りに思うわよ」というようなことを言いますが、この言葉をよく使うケースが、子供が何かを一人で成し遂げた時。「自分ひとりの力で出来たね」という意味をこめ、子供に自立心をしっかり持たせてあげれるアメリカ式子育ての1つなんだそうです。
6)タイムアウト!
叩くのも放置するのもNGのアメリカでは、しつけとして用いられている方法が「タイムアウト」という方法です。私の娘たちもこの方法をしましたが、部屋の隅など、決められた場所に一定時間居させて反省の時間を設けるという方法で、「タイムアウト」は子供への「罰」ではありません。「タイムアウト」はあくまでも、子供の感情を落ち着かせる時間として行います。また、その時間、親も冷静になる時間が取れるので、その後、親子で感情的にならず話し合いの時間を設けることによって解決することができる有効な手段です。
このタイムアウト、ちょっと奥が深いので、またの機会にでも、詳しくご説明したいと思っています。
以上のことから、アメリカでの子育ては、自立心を大切にすることが基本になってるようです。
文化背景や国民性の違いもあり、どちらがいいということはありません。私自身、日本の子育ての良いところ、そして、アメリカの子育ての良いところを組み合わせた子育てをしてきたつもりです。
次女M子もこの秋からは大学生になりますが、子育て、まだ終わったわけではありません。「子育ては自分育て」ともいいますし、子供と一緒に成長していける子育て、これからも努めていきたいと思っています。
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ロッキンさ~ん、ご無沙汰です!でもいつも楽しく拝読させて頂いてます~。成る程、そうだな、とうんうん頷きながらの今日の記事でした。レストランやパーティ的集会みたいな時に子供が泣いたりぐずったりしたらすぐに親御さんが抱いて抜け出ていきますよね。日本ではどうしてましょうね。
M子ちゃま、大学生におなりですか!成長されましたね~(こちらが年をとるわけです!)。うちの姪っ子ちゃんも日本で大学一年生だったんですが、実験以外にはキャンパスへ行くこともなく、「大学生っぽくな~い」と嘆いておりました。はやく感染が静まって楽しいキャンパスライフを安全に過ごせるようになるといいですね~。
もふママさん、こちらこそご無沙汰してます。
お国によって子育ても色々ですよね。子育てに没頭している時は自分に余裕がなかったようにも感じます。
もう少しドーンと構えて細かいことばかりに気にせずにやっていけていたらもっと楽だったかもしれません。?
ほんと子供の成長はあっという間です。でも、おっしゃるように、だから、私たちも歳をとっていくんですよね。。。。
このご時世、随分とキャンパスライフ変わってしまいましたよね。。。 秋にはまともになってくれているといいのですが。。。