こんにちは。ロッキンです。
今日は長女C子を妊娠・出産した時の様子をお話しますね。
3姉妹の中で育った私は結婚したら、子供は絶対欲しい!と思ってました。
でも、その当時の主人(元主人)は、しばらくの間は2人だけの時間が欲しいということだったので、彼の意向をのみ、数年は待つことにしました。そして、結婚3年目、そろそろ・・ということで、とりあえずは自然に任せてましたが、毎月くるものが来て、なかなか妊娠しない。どうしてだろう・・・?
そこで、排卵日検査薬を買ってきて、何ヶ月か試してみましたが、毎月くるものが来てしまう・・・ 1年近く頑張ってましたが、結果がでず、半分諦めかけていた私。そこで、主人(今は元主人)があまりこのことばかりに拘らず、久しぶりに2人で旅行に行こう!という提案をしてくれました。
そういえば、ここ最近、2人の趣味でもあるスクーバダイビングに行けてなかったので、この機会にダイビング旅行に行こう!ということで、出かけて行きました。
久しぶりの海の中。主人(今は元主人)も私もとってもいいリフレッシュができ、笑顔になって帰ってこれました。
あれだけ、妊娠、妊娠!って毎日のように頭の中にあったものがこの旅行で、少し薄れた感じで、あまり深く考えない自分になってました。
そして、旅行から戻ってきて、数週間後、くるものがこないことに気づいた私。ま、まさか・・・
すぐに妊娠検査薬を買いに行き、検査したら・・・・ ビンゴ!!!
あまりの嬉しさにこの検査した検査薬、しばらく、引き出しに大切に保管してました。。。
初めての妊娠ということで、病院が斡旋するプレママクラスにもいっぱい参加しました。アメリカはパートナーも一緒に参加するカップルが多いので、彼も一緒に。
妊娠初期にありがちなつわり・・・これ、かなり酷かったです。
私の場合、妊娠初期だけでなく、妊娠中ずっとあり、体重があまり増えませんでした。が、胎児はどんどん大きく育っていって、アメリカ人体型に比べると日本人の私の体は小さい部類に入るようで、先生からのアドバイスで予定日まで待っても生まれなかった場合、予定日の翌日に出産できるように計画出産にすることになりました。
予定日にはC子、出てくる様子全く見られず、予定通り、翌日、計画出産となり、簡単な入院準備をして、主人(今は元主人)と一緒に朝9時に病院へ向かいました。アメリカの場合、出産は出産して48時間には退院なので、大したもの何も持って行きませんでした。
そして、病院にチェックインし、病院ガウンに着替え、子宮口の開きなどチェックした後、陣痛促進剤をうち、出産への一歩となりました。立ち会い出産を望んでいたので、主人(今は元主人)も私につきっきりです。
陣痛促進剤をうってしばらくすると陣痛が少しづつ始まり、数時間後にはのたうちまわるような痛みに変わり、その痛みが何度となく私の体を襲ってきました。
私は、無痛分娩を希望していたので、麻酔の先生が硬膜外麻酔を打ってくれる予定だったのですが、その先生、他の手術に出頭していて、少し待って欲しいとのこと。冗談じゃない!!と心の中で叫ぶも誰も聞こえず、途中嘔吐まで促され、あまりの痛みで朦朧とし始めた私。どれほど待ったでしょう。。。と、そこへようやく麻酔の先生が来て、硬膜外麻酔を打ってくれました。
すると・・・ 右半身は麻酔が効いて何も感じなくなったものの、左半身は波のように押し寄せてくる痛みがあります。
どうして? どうしてまだこの痛みがあるの???
先生も不思議そうな顔をし、私のカルテをチェック。
私は側弯症なので、どうやら、そのために麻酔が体の半分にしか効かなかったようで、もう半分にも麻酔が効くようにもう1本うつことになり、もう1本!(通常、こんなことあまりないそうです。。。)
しばらくすると、体全身、くったくた。なんにも感じません。陣痛が来てることすら感じないのです。
麻酔の先生が来るまでの間の痛みに戦っていた私の体は疲労度100%! 陣痛がきてるにもかかわらず、痛みが感じられないので、あまりの疲労度で寝ちゃいそうにまでなりました。
先生が「ひいー ひいー ふーっ!」「「ひいー ひいー ふーっ!」と声かけ、私に「プッシュ」するよう促します。
「ひいー ひいー ふーっ!」「「ひいー ひいー ふーっ!」
感じなくなってしまった体に鞭打って、必死にプッシュしす。
何度も何度も・・・
すると、先生が「出てきた、出てきたよ。次のワンプッシュで出すからね!」と。
「ひいー ひいー ふーーっ!」
次の瞬間、元気な産声が聞こえてきました。
それと同時に、先生の「WOW! A lot of hair!」の一言!
私たち夫婦のもとに来てくれたC子。健康そのものの赤ちゃん。4キロ近くの赤ちゃんでした。
先生がおっしゃったように髪の毛がふさふさしていてました。
アメリカ人の赤ちゃんは髪の毛がほとんどない状態で生まれてくる子が多いそうなんですが、C子はパパはアメリカ人でもママは日本人。
だから、ママの血をいっぱい受け継いで生まれてきてくれたのでしょうね!!
朝9時に病院に入り、C子が生まれたのが午後4時過ぎ。
短いようで長い長い1日でしたが、私たちのもとに誕生してくれたC子。彼女の存在が私たちの人生に大きな未来を与えてくれました。
Cちゃん、元気に生まれてきてくれてありがとう。
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